用意したもの

実際に製作にあたって用意したものが、レプロケージとそれにぴったりと合う金網ケージです。

サイズを吟味しつつ選んだのが、みどり商会 『ケースバイケース60L』、HOEI 『580HMA-3F』この2つのケージです。

ケースバイケースは底面に専用ヒーターの「ナイーブ」も入れることができる仕様になっている、非常に多機能で人気のガラスケージです。

60Lサイズは幅が60cm、高さが57cmあります。

一般的な水槽のサイズで、更に高さがついたようなケージです。。

これをベースメント用として使うにしては十分な高さを誇ります。

580HMA-3Fに関しては、HOEI製ケージにしてはあまり知られていないケージだと思いますが、横幅が60cm近くあるケージです。

高さも60cmあります。

ただ、奥行きが30cmしかないのが少々辛いところではありますが、幅と高さが60cmもあればロフトとしては十分に足りる広さだと割り切りました。

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ケースバイケース60L

 

実際に作ってみよう

作るといっても、大した細工はしないです。(笑)

ちょっと合体させるだけなのですが、その一部始終を紹介しようと思います。

シマリスケージの合体

ケージを置いているのは廊下の端っこ。

ここをシマリスケージの置き場所にしました。

カーテンの穴は、初めて私が飼ったシマリスに齧られたものです。

廊下には傷防止と汚れ防止のために、一応シートを敷いています。

シマリスケージの合体

ケースバイケース60Lを置いてみました。結構大きいのが分かるかと思います。

sc3

蓋をしました。

購入時にはメッシュ状の網で塞がれているのですが、 合体させるためには邪魔になるのでメッシュ網のみ取り外してあります。

シマリスケージの合体

ケースバイケース60Lの上に、580HMA-3Fを乗せるのですが、ベースメントとロフトを行き来できるように、あらかじめ580HMA-3Fの底に穴を空けておきます。

右下の大きいのはベースメントとロフトの行き来用の穴。

穴空けにはアクリル板に穴を空ける工具を使用しました。

ケージの床は大抵ポリプロピレンでできているので、簡単に溶かして加工する事ができます。

小さい穴はネジでケースバイケースと固定させる為のネジ穴です。

これもあらかじめ、上の穴と下の穴がぴったり合うようにネジ穴を合わせて空けるようにします。

シマリスケージの合体

乗せるとこんな感じ。これは単に乗せただけで、まだ固定はしていない状態。これではぐらついて使い物にならないです。

そこで、固定させるために使用するのがこれ。

シマリスケージの合体

ツリーステージというとまり木ですが、ステージにもなって一石二鳥という代物。

今回は2つのケージを繋げる、固定具の役割も果たしてくれる大変優秀なグッズですね!まさに一石三鳥!?

上から吊り下げられるので、空いてしまいがちな上部の空間を有効に活用できるのがこのグッズを使用するポイント。

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シマリスケージの合体

シマリスケージの合体

 

 

つなげてみるとこうなる。

ちょっとツリーステージのネジが上まで届かないかと思いましたが、なんとかネジでつなげる事ができました。

このようにして、一箇所だけでも留めておくと固定できます。

これではじめてロフトとベースメントが繋がった状態となりました。

シマリスケージの合体

 

床材を敷きます。いつも爽快ミントマットというものを使用しています。

いい香りがするので、臭いも抑えられるので気に入っています。

それに安く手に入るのも嬉しいですね。15L入りで200円ほどで購入できます。

シマリスケージの合体

行き来用の登り木をセットします。

さすがにこれがないと、シマリスが行き来するのが難しくなります。

ちょうど良い登り木を見つけましょう。

ちなみにこの登り木は、リスくんのマンション購入時に付属してきたものです。

 

シマリスケージの合体

もう1本入れておきました。

これもリスくんのマンションに付いてきたもの。

太さ、形ともにかなり違っていますね。

1本はロフトとベースメントをつなぐため、もう1本はツリーステージに絡ませるようにして固定しておきました。

シマリスケージの合体

 

ロフトの床には、暑さ対策のひんやりプレートを敷いています。

また、遊び道具としてガリガリローラーミニを転がしてあります。

あまり・・・というか全く使ってくれませんが・・・。(笑)

シマリスケージの合体

シマリスケージの合体

 

さらにロフトには砂浴びができるようにと、デグー用の砂浴び用品を設置してあります。

中に入れているのは、浴びっこサンド

シマリスケージの合体

 

金網部分をかぶせて、ロフトが完成。

シマリスケージの合体

 

さらにベースメントにもガラス戸を取り付けて完成。

 

全体像はこんな感じ。

シマリスケージの合体

2つのケージをズレる事なく、うまく組み合わせることに成功しました!

ちょうど構想していた、リスくんのマンションの大きいバージョンのリスケージになりました。

大きさは幅60cm、奥行き30cm、高さはなんと120cm になり、かなり大きくなりました。

これだけ設置してもまだスペースに余裕があります。

冬はベースメントにヒーターを入れると、温度も自由自在に管理することができます。

2匹程度であれば、シマリスの相性によっては複数飼育することもできます。

ただ、やっぱりもう少し奥行きがあってもいいのになぁ、と思いますが仕方がないですね。(苦笑)

・・・とまぁ、色々考えて作ったケージですが、このようにアイデア次第で様々な飼い方ができるので楽しいです。

シマリスにはぜひ、良い飼育環境を与えてあげたいと思います。

 

▼関連ページ▼

合体ケージ構想編