シマリス飼育のランニングコスト

 

今回はシマリスを飼う場合に掛かる、ランニングコストについてのお話でも。

ランニングコストっていうと、シマリスを飼い続けるにあたって毎週、または毎月掛かってくる費用がいくらかってことですよね。

たまにこういった質問を頂くことがあるのです。
やっぱりいくら掛かるのかとか一番気になるポイントでもないかと思います。

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以前、Q&Aコーナーにて「シマリス飼うにはいくら掛かるのか」
という記事を書いたと思います。

あれはシマリス生体の値段や、ケージや飼育グッズの購入費用まですべてひっくるめた、ゼロから飼い始めた場合に掛かってくるであろう費用を簡単にまとめたものとなっています。

今回焦点を当てたのはランニングコストということですので、シマリス生体やケージや食器などの一度買えば事足りるような非消耗品は省く前提です。

 

エサ代

まず思いつくのは、そう!
エサ代ですよね。

シマリスの基本的なエサはペレットとされていますが、決してそうであるとも言えません。
つまり、飼い方によってはコストパフォーマンスは全く変わってきてしまうといっても過言ではありません。

我が家の場合ではペレットを主食に、こりこりコーンやぱりぱりサラダとった野菜などを乾燥させたエサを副食にしています。

またそれでも不安ということで、サプリメントを3種類飲み水に混ぜて与え、高タンパクアミノゼリーを2日に1回くらいの頻度で与えています。

さらには、たま~に与えてるんですがペットミルクもありますね。

あとは生野菜を時々与えています。

さて、これらを踏まえた上で考えてみましょう。
うちは現在2匹飼いですが、1匹飼っている場合で考えることにします。

ペレットは¥1,000くらいで結構高くつくように思いますが、たくさん入っているので一度購入すると約2週間は軽く持つかと思います。

こりこりコーンやぱりぱりサラダは¥500くらいですね。
これも一度買えば2週間は持つかと。
エサは基本的にこれだけあればOKで、サプリまで与える必要性は必ずしもあるわけではないと考えます。

そうするとそれぞれ1か月で¥3,000くらいかかることになりますね。
でもこれはあくまでもエサの消費を多く見積もった場合です。
なので、たまにゼリーやおやつを与えたとしてもこれくらいの支出で賄うことができると考えます。

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床材

床材といえば、新聞紙などをシュレッダーにかけたものでも十分代用できますので、そういったものを使えばコストは¥0にできます。
でも個人的には市販のマットを買って使った方が良いかと思います。
消臭効果や、シマリスにとっても木の香りなどが落ち着くかと思いますので。

ふかふかソフトマットというものが市販で安く手に入ります。
これだと10L入っていて¥200くらいです。
一度買うとこれも2週間は持たせられます。
毎日床材全部替えるとなれば、1週間持たないかと思いますが・・。
時々入れ替えという方法ですと、1か月で¥400ですね。

 

暑さ、寒さ対策

夏場や真冬のの気温対策も重要になってきます。
夏は気温を下げてやる必要がありますよね。
これにもいろいろな方法がありますが、エアコンを使えば一番簡単で安心です。
ただ電気代がお高くつくので、あまりオススメとは言えませんね。

冬はヒーターで温めるようにするのが基本ですので、これもヒーターの電気代が別途かかってきます。

ヒーターにもたくさんの種類があり、消費電力もそれぞれですので一概には言えません。

 

その他の消耗品

巣箱や給水ボトルも消耗品と考えるべきだと思います。
リスはなんでも齧って壊してしまう事が非常に多いのです。

特に巣箱なんてのは、ほとんどが木製ですので放っておけばわずか数か月でボロボロにされてしまう事だってあります。

しかし、それはシマリスの性格にもよりますので、大人しかったりモノを大事に使うシマリスの場合は、長く使い続けられますね。
半年耐えたとして、年間¥1,500くらいですね。

 

結論

上記の通り、掛かってくるランニングコストは結局のところエサ代、床材代、電気代といったものですね。
巣箱はこの際カウントしませんでした。

1か月換算すると・・
およそ¥3,500~¥4,000といったところでしょうか。
いや、実際にはこれほどまで掛からないと思っても良いかもしれませんね。
エサでも野菜や木の実などを作っていたり、取ってこられる環境にある方であれば、買う必要があるのはペレットくらいなものですよね。
犬猫を飼ったことがある方ならわかるかと思いますが、犬猫よりは若干安く済むのではないかと思います。

あ、でもですね。
最近はペットショップにもたくさんのおやつやエサが売られているので、いろいろと与えてみたくなることでしょう。
でも基本的なものだけでも十分飼育はできますので、あれやこれや買って与える必要はないかと思います。

節約できるところは節約して、上手に飼育したいところですね。