結構前に紹介したペットヒーターのほっととり暖寄りそいヒーター。
そんなほっととり暖寄りそいヒーターですが、今回こんな質問を頂きました。
「ほっととり暖寄りそいヒーターにサーモスタットは必要ですか?」
結論から言いましょう。
「不要です。」
このヒーターは鳥用に開発されたヒーターなのですが、使い方によってはシマリスやハムスターにも使える、ちょっと構造が面白いヒーターなんです。
きっと人気の理由はそんな使い方の多様さにもあるのでしょうね。
実際に私が購入してみようと思ったのも、この取り付け機能に興味を持ったからです。
ちなみに温度制御機能、つまりサーモ機能はついていません。
このヒーターのパワーはどうなんでしょうか?
公式では表面が割と高温の40℃になる、ということです。
表面は40℃で暖かいのですが、実際に使ってみた感じはどうなんでしょうか。
確かに表面に引っ付いていれば暖かいのですが、ちょっとでも離れてしまえばそれほど暖かいとは感じません。
うちではシマリス用に使っているので、下に敷くような使い方をしてます。
もちろん止まり木は取り外してます。
シマリスが上に乗って暖を取っているのがよく見られるのですが、上に乗ってようやく暖かいのだと思います。
例えていうなら、コタツのような感じですね。
ヒーターに触れて温まるタイプか、その周辺の空気そのものを温めるかの違いですね。
サーモスタットは基本的にはパワーが弱いヒーターには必要ないです。
空気そのものを温めるヒーターや強烈なヒーターの場合は、温度制御が必要不可欠になりますので、サーモスタットがある方が良いです。
パワーの弱いパネルヒーターの場合、シマリスは暑ければ自分で離れますし、寒ければ自分からヒーターに乗ってきます。
空気を温める場合、暑くなりすぎた場合の逃げ場があれば良いですが、ない場合は温度制御が必須になります。
電気代も1時間あたり約0.13円ということですので、単純計算でも一か月で100円を切ります。
ただこういうタイプのヒーターは、低温やけどといった心配もあるので注意は必要ですね。