どうにかこうにか体調を持ち直してくれたシマコなのですが、このまま体調を維持してもらおうと、相変わらず栄養面には気を配っている毎日です。
真冬はどうしても気温の変化が激しく、朝晩の冷え込みで急に冬眠モードに入ったり、体調を崩してしまう仔がいたりとシマリス飼育にとって一番難しい季節になります。
実は昨日あたりから、うちのヒーター、もしくはサーモスタットがおかしくなってしまいました。
シマリスケージの温度管理は30℃に設定しているのですが、どうしても27℃以上にならず。
掃除した時に壊してしまったか・・?と思いいろいろ調べてみたのですが、良く分からず。
温度表示は27℃でヒーターは30℃まであげようとずっと電源ON状態・・
ケージの中に手負いれると結構あったかいんですよね。
これ明らかにおかしいだろ・・
と思い、あちこち調べてたらやっと原因がわかりました。
ヒーターもサーモも壊れていたわけではなく、サーモのセンサーの位置が問題でした。
上手く説明できませんが、センサーをスパイラルチューブが覆っているのですが、チューブの中でセンサー部分がだいぶ手前まで移動してしまっていたことが原因でした。
ヒーターよりもケージの窓際にまで移動してたので、さすがにセンサー部は暖かくなっていなかったようです。
これでは外観では全く気付かなかったのも無理はありません。
で、実際のケージ内温度は34℃にまで上昇していました・・
さすがに暑すぎる・・
この時期にヒーター、サーモが故障するとか危険すぎる・・
予備は持っているけど、爬虫類サーモと暖突は1つずつしか持ってないのです。
気に入っているので、長く使用していきたいところですが、さすがにいつかは壊れるだろうなぁ~・・と心配もしている今日この頃です。
結局壊れたわけじゃないので良かったのですが(笑)
昨日書いた現状報告の動画を挙げておきます。
基本的にシマリスの食事シーンばかりですが、これくらいしか撮れませんでした。
シマリスは自然界では季節に応じた、さまざまな食べ物を食べて栄養を摂取しています。
春なら桜の花でさえ食べるのです。夏には昆虫類も食べるようになりますし、秋には木の実が多くなり、貯食もするようになります。冬は餌がすくないので、秋に貯めこんだ木の実を食べながら耐え凌ぐのです。
そんな雑食性のシマリスの餌を、飼育下で再現しようとしても、なかなか難しいですね。
でも今はなんでも手に入る時代ですから、決して不可能ではないのです。
人間用の食べ物でも、食塩不使用のものや、糖分控えめのものであれば十分に活用できます。
ペットショップに売られている、シマリス専用フードだけ与えておけばそれで良い、というわけではないのですね。
野菜もペット用の乾物が売られていますけど、それよりも生の季節の野菜を与える方が望ましいという事で、できれば旬の野菜を少量与える事が大事なようです。
この辺りが飼い主にとっては盲点になりやすく、私もおそらくココで失敗しています。
優秀な野菜は主に2つあります。一つは「小松菜」、もう一つは「豆苗」です。この2つの野菜は栄養価が非常に高く、シマリスにもピッタリな野菜なんだとか。
また与えてはいけない野菜もありますので注意しましょう。タブーとされているものは、タマネギを含むネギ類や、ジャガイモの芽ですね。
誤って食べると中毒を起こすので、決してあげてはいけません。
シマリスの食事は、私たちが思う以上にデリケートなものである、と再認識させられました。
とにかく今後も体調不良にならないように、バランスの良い食事を心がけないといけませんね。
初めてシマリスを飼うという方は、ぜひこの辺りに注意してみてください。