どっちがどうやねん?! モモンガ編

 シマリスとモモンガ

 

「リスと○○どっちがいいのだろうか?」 その二。

前回はシマリスとハムスターをテーマに書いてみたのですが、今回はシマリスとモモンガというテーマで書いてみます。

このページでは、これからどっちを飼おうか迷っている人のために、 シマリスとモモンガの違いを大雑把ですが、調べて書いてみようと思います。

これも前回と同じく ふーん、そうなのか。

・・・ぐらいで読んでもらえると良いと思います。

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モモンガとは?

そもそも『モモンガ』って、名前は知っていても、どんな生き物なのか知らない人も多いことでしょう。

以下wikipedia引用文。

『モモンガ属をはじめとするモモンガ亜科のうちの数属に属する小型哺乳類の総称。滑空によって飛翔する性質を持つリスの仲間。また、狭義には特に、ニホンモモ ンガを指す。前脚から後脚にかけて張られた飛膜を広げて滑空する。ニホンモモンガは体長は14~20cm、尾長は10~14cmで、体重は 150~220gで、体重1500gまでに大きくなる。夜行性でムササビよりはるかに小さい。より大型のムササビ類とともにモモンガ亜科を構成する。夜行 性で日中は樹洞等にひそむ。』

モモンガの名が付くペットには主に、タイリクモモンガ、アメリカモモンガ、フクロモモンガがいます。

タイリクモモンガ、アメリカモモンガの2種類のモモンガは現在では輸入制限や、飼育禁止などにより飼育しづらくなってしまいました。

アメリカモモンガに関しては、まだペットショップで見かけることがあるので、飼育は可能ですね。

 

フクロモモンガ

フクロモモンガはモモンガと名がついていますが、実はカンガルー目のフクロモモンガ属に部類される動物です。

現在 主にペットとして飼われているモモンガは、このフクロモモンガが主流になります。

このページでは、フクロモモンガとシマリスについて書くことにします。

 

寿命と繁殖

シマリスの寿命は5年~10年と長生きですが、 フクロモモンガはさらにその上を行く、15年が飼育下における寿命であるとされます。

繁殖は3ヶ月周期で1~2匹の子供が生まれます。

シマリスに比べるとかなり早い周期での繁殖となります。

よって繁殖はシマリスよりは容易だと思われます。

シマリスは年に一度、春にのみ発情期を迎え、生まれる子リスは6匹前後ですね。

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値段とか

フクロモモンガはシマリスに比べると、高価な傾向にあり、およそ20,000円以上はします。

こちらもベビーになればやはり高価になるので、この点ではシマリスと同じでしょう。

その他、飼育用品に関してはシマリスと大差ないので、必要経費も同じと見ておいて構いません。

シマリスは少し前までは3,000円前後で入手できましたが、 危険外来生物に指定されてしまってからは入荷数が激減し、値段も跳ね上がってしまいました。

現在は7,000前後で入手できますが、人馴れしている固体は高価な傾向にあります。

また、馴らしやすいベビーはさらに割高で1,0000円程にもなります。

今後はさらに高価になっていくものと思われます。

ちなみにシマリスにも毛色が違うものがいます。

色が白い、ホワイトシマリスやアルビノシマリスと呼ばれる種類がそれに当たります。

これらは非常に高価で、数万円で取り引きされています。

管理人には高価すぎて縁の無い話ですね。(笑)

ホワイトシマリス、アルビノシマリスに関してはまた別の機会にでも書いてみようかと思います。

 

夜行性

シマリスは昼行性、つまり朝早く起きて、夕方日が沈みかけると寝床に入ります。

これだけ書いただけだと何かおじいちゃん、おばあちゃんのような生活に思えてなりませんね。(笑)

夜は静かに眠らせてあげる方がストレスにならなくて良いですが、周りがやかましい環境にあると結構起きているものです。

うちのシマリスの場合、朝は5時台に起きて朝ごはんを食べ、昼まで遊びまくって昼寝、起きてまた遊んで夕方寝る・・・といった具合です。

フクロモモンガはというと、これもハムスターと同じく夜行性です。

ペットショップに行くときは、なるべく夜に訪れると動き回っているフクロモモンガを見ることができます。

購入するなら、昼間より夜に出向いて良い個体を選ぶのが良いと思います。

 

ケージ

フクロモモンガは滑空する動物なので、運動量も半端なく多いです。

用意するケージもできればシマリスよりも大きいケージが求められます。

時々部屋に出して滑空させてあげることも必要です。

他の飼育用品で経費を削っても、ケージだけはなるべく大きなものを用意してあげたいですね。

 

群れ

フクロモモンガは群れをつくる習性があり、群れには1匹のオスがリーダーとして存在しています。

1匹のオスのリーダーのもとに数匹のメスや子供が集まっているので、ハーレム状態になりますね。

グループメンバーにはリーダーのオスがマーキングをし、マーキングのないフクロモモンガが来ると排除しようとするほど縄張り意識が高いのが特徴です。

一方シマリスは完全に単独行動であるため、当然単独飼育の方が良いです。

 

懐く?

フクロモモンガはベビーの頃から飼育すると、人に良く懐くのでペットとしてもかなり人気があります。

しかし、こちらもシマリス同様に野生を強く残した動物であり、警戒心も強く縄張り意識も強いため、懐くかどうかは固体によって差が大きいとされていいます。

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