こんばんは。

今日は食いしん坊なシマリスだってそんなにバカではない、という話でもしようかと思います。

シマリスは貯食する本能もあって、食べ物だと認識すると底なしに口に詰め込みます。

また食べられる分はその場で食べ、食べられない分は自分の頬袋に入る分だけ詰め込みます。

そこが可愛いところでもあるんですけどね~。

ところでシマリスって何でもかんでも頬袋に詰め込み、貯食に励みます。

たとえそれが貯食に向く食べ物、全く向かないような果物のようなものであったとしてもです。

基本的にシマリスのエサって乾物ですので貯食しても問題はないのです。

しかし時として、デザートやおやつとしてブドウやリンゴなどを与える場合もあるかと思います。

こういった場合、ちゃんと食べきれる分だけ与えるようにするべきですよね。

生モノですと、長時間放置するとやはりケージが汚れてしまうのが気になるところです。

シマリスは過去に貯食した食べ物の隠し場所をしっかり覚えていて、ちゃんと掘り当てます。

しかも不思議なことに、しっかりと腐らないように、まるでエサの消費期限を守るかのようにちゃんと完食するのです。

これには正直びっくりしましたね~。

イチゴとかあげて、絶対腐ってるよな~って思った時もあったんですけど、ちゃんと腐らないうちに食べてたんですね。

で、リスってどこまできちんと消費期限?を把握しているのか気になったわけですね。

ハイ、気になったら即実験してみよう!なシマリス飼育雑記なわけですよ。

というわけで、早速実験してみました。

実験するといってもホントに簡単な実験です。

ゼリーを使ったのですが、色が薄黄色く変わってちょっと食べれるのかな?っていうゼリーと、普通のゼリーの2種類を用意。

果たして両方とも何事も無く食べるのでしょうか。

ちょっと可愛そうな感じもして申し訳ない気がしましたが、体を壊すといけないのでヤバい方を勢いよく食べだしたら取り上げるつもりで。

ちなみに実験にはシマコとコマル2匹にお願いしてみました。

そして結果なんですが、

まずは2匹とも、ちょっとにおいを嗅いで食べられるかどうかの確認をしてました。

シマコはにおいを嗅ぐだけでしたが、コマルはちょろっとペロペロ舐めてはいましたが、すぐに見向きもしなくなりました。

明らかに腐っているわけでもなく、少し品質悪化しているものでもしっかり見極めているようでした。

その後新鮮なゼリーを与えたところ、がっつくように2匹で奪い合ってました。

いつもの光景ですね w

このことから、ある程度の貯食は自由にさせても問題はない、ということが言えるかと思います。

あくまで飼い主の考え方もあるかと思いますがね。

私個人の意見としては、シマリスのストレスにもならないように、貯食されたものはあまりポイポイ捨てない方がよろしいかと思います。

仮にダメになってしまったエサがあったとしても、リスがそれを食べるということは私は過去に一度たりとも目撃していませんし、ダメになるまでにきちんと食べてくれると思います。

なので、基本的には貯食は好きなようにさせておけ!って感じで黙認するのがストレスなく飼育する方法なのではないかとも思いました。

201510061