シマリスを飼育する上で使用する、飼育用品を紹介するページです。
飼育用品といってもたくさんありますので、まずは「とりあえずこれだけあれば飼育できる」といった必需品から紹介していきます。
以下で挙げるものは、いずれ必ず必要になってきますので、揃えるようにしましょう。
ケージ
シマリスを飼う際の必需品です。
とりあえずある程度の大きさのケージがないとシマリスを飼うことはできません。
ケージといってもたくさんの種類があって、どれを購入すればいいか分からないと思います。
一つだけ確かに言えることがあります。
それは、『ケージは大きければ大きい程良い』です。
狭いケージですと、シマリスがストレスを感じてしまいますので、なるべくなら広いスペースで飼ってあげましょう。
サイズは縦、横、高さがそれぞれ500mmもあればとりあえず大丈夫でしょう。
有名なケージとしては、サンコーのイージーホームシリーズやHOEIの小動物ケージ等があります。
もしくは鳥用のケージでも飼育できます。
シマリスは上下運動を特に好む動物ですので、どちらかといえば高さがあるケージが必要になってきます。
なので横幅や縦幅よりも、高さがあるケージを選んであげた方が良いかと思います。
私が初めてシマリスを飼うときに購入したケージは、HOEIの『リスくんのマンション』です。
※現在は違うケージを使用しています。
移動用ケージ
シマリスが病気になったりケガをした時など、病院に連れて行くときに使用します。
キャリータイプのケージはたくさん売られています。
もしくは大き目のプラケースでも代用できます。
給水器、エサ皿
給水器はケージに取り付けて使用する給タイプの物が良いです。
床に置く入れ物の場合、シマリスが暴れた時にこぼれて汚してしまう恐れがある為です。
しかし 小さなベビーの場合は給水器から上手く飲めない子もいます。
まだ小さい赤ちゃんリスの場合は、深めの餌皿に入れてあげたほうが良い場合もあります。
この場合水がこぼれないように重めなもの、また深めの陶磁器等を使用しましょう。
巣箱
寝床となる巣箱は必需品です。
シマリス用にオススメなのは、入り口が小さめで中が広いタイプの巣箱。
できればプラスチック製ではなく、木製の巣箱が望ましいです。
プラスチックのものは蒸れやすく、通気性もよくありません。
ちょうど良いものに文鳥用の巣箱が売られていますので、それを使用すると良いでしょう。
シマリスは齧る動物なので、巣箱も勿論齧られます。
時間が経つに連れて次第にボロボロにされていきますので消耗品として見ておくべきです。
床材
ケージの床材として使用します。
冬は多めに入れてあげると、シマリスが喜んで潜ったり、巣に運び込んだりしてます。
また床材は他の色々なものでも代用できます。
一番身近なものでは、シュレッダーで細かくした新聞紙で代用するという方法があります。
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登り木、止まり木
上下運動が好きなシマリスには、縦長の登り木を入れてあげましょう。
登り木としてだけではなく、かじり木としても役に立ちます。
ひねった形のスパイラルパーチ等を入れてあげると、見栄えも多少良く見えます。
飼育用品その他オプション
以下で挙げるものは絶対必要というわけではありませんので、無理に揃える必要はありません。
しかしシマリスが快適に過ごすにはオススメの用品ですので紹介します。
回し車(ホイール)
激しい運動が好きなシマリスは、ケージの中で飼っていては運動不足になりがちです。
だからといって、ケージの外に出すこともできないし・・・という時に回し車が役に立ちます。
シマリス用には直径20cm以上の回し車がオススメです。
ハムスター用の回し車では小さすぎて回せません。
うちではサイレントホイー ル21とサイレントホイールBIGというものを使用しています。
また固体によっては、よく回すシマリスと全く回さないシマリスもいます。
回し車はスペースを取りますので、しばらく様子を見て回さないようであれば取り外しましょう。
コーナーステージ
ケージに取り付けるステージです。
色々なタイプのステージが売られています。
上部空間を有効に使いたい時に使用するとよいでしょう。
ケージの見栄えも良くなります。
ただ、うちのシマリスはコーナーステージを取り付けると、必ずと言って良い程そこをトイレにしてしまいます。
ここをトイレにされると臭いが凄まじいので、そういう場合には取り外しましょう。
ペットヒーター
寒い時期のシマリス飼育、それからシマリスベビーの飼育には絶対必要です。
色々なタイプのヒーターが売られていますが、一番メジャーなものは『パネルタイプ』のヒーターです。
これを巣箱の下等に敷いて保温します。
表面温度が高くなるので、部分的な保温に適しています。
他には『ひよこ電球タイプ』のものがあります。
ひよこ電球タイプのヒーターは空間そのものを暖めます。
ただ暑くなりすぎたり乾燥しやすいといった特徴もあります。
サーモスタットと呼ばれるものを使用して、温度を制御しながら使用するのが望ましいです。
サーモスタット
ペットヒーターと共に使用する温度制御装置です。
ペットヒーターが稼働し続けて、ケージ内が暑くなりすぎるといった事態を防ぎます。
設定を26℃に設定しておけば、25℃になればヒーターの電源がONになり、26℃を超えればヒーターの電源が自動でOFFになります。
うちで使用しているのは爬虫類サーモという、爬虫類用のサーモスタットですが、もちろんシマリスにも使用できます。
おススメの飼育用品を集めたページも用意してます。
参考になりましたら幸いです。
ありがとうございます
今回初めてシマリスをかいたっかたので、どお言うふうに買う物を選べばいいかわからなっかったので細かい部分まで書いてあって分かりやすかったです。
私なりに独断と偏見で選んだものなので、必ずそうだとは言えないかもしれませんが・・
参考になれば幸いです。