どっちがどうやねん?!
何か飼いたい! と思って、「リスとハムスターどっちがいいのだろうか?」 と考えた人は結構多いはず。
このページでは、これからどっちを飼おうか迷っている人のために、 シマリスとハムスターの違いを大雑把ではありますが、調べて書いてみようと思います。
ふーん、そうなのか。
・・・ぐらいで読んでもらえると良いと思います。
昼行性と夜行性
一番大きな違いは何だ?!と問われると、まず挙げられるのがこの行動の習性でしょう。
シマリスは昼行性、つまり朝早く起きて、夕方日が沈みかけると寝床に入るのです。
これだけ書いただけだと何かおじいちゃん、おばあちゃんのような生活に思えてならないですね。(笑)
夜は静かに眠らせてあげる方がストレスにならなくて良いですが、周りがやかましい環境にあると結構起きているものです。
うちのシマリスの場合、朝は5時台に起きて朝ごはんを食べ、昼まで遊びまくって昼寝、起きてまた遊んで夕方寝る・・・といった具合です。
対するハムスターは夜行性。
昼は基本的に眠っている事が多いです。
ペットショップに行くとハムスターは大抵眠っているのはこの夜行性のせいです。
日が沈んでから、明け方まで活発に動き回るのです。
もちろん昼でも起こせばしぶしぶ動いてはくれるものの、基本は夜型の人なのです。(笑)
夜中に回し車をキィキィ鳴らされても構わないという人向けのペットなのかもしれないですね。
最近の回し車は静かなので、あまり気にするほどでもないのでしょうか。(笑)
懐きやすさ
ハムスターはペット化されている動物のため、比較的懐きやすい・・とされています。
スキンシップも容易にできるので人気が高い動物です。
ただし、ロボロフスキーハムスターは人には馴れない、と聞いたことがあります。
実際にロボロフスキーを飼育したことが無いので分からないのですが、大抵のハムスターは懐いてくれると思います。
昔、ジャンガリアンハムスターは飼ったことがあったのですが、十分懐いてくれました。
一方シマリスは、まだ野生を残した部分が多い動物。
懐くかどうかは一概には言えないのです。
つまり、懐く個体もいれば、全く懐かない固体もいるということ。
うちの場合、シマコは人の手や方に乗るのが好きな性格なのですが、コマルは掴まれるのが嫌いで、逆に逃げ回るといった具合です。
シマリスの場合、手から餌をとるようになったら馴れている、と判断すべきなのかもしれないですね。
またシマリスは、その習性なのか秋口から冬になると突然凶暴化することでも有名です。
これは一般的には「懐いている固体ほど凶暴化し易い」と言われています。
トイレは覚える?
大きいハムスター(ゴールデンハムスター)は簡単にトイレを覚えてくれます。
特にしつけなくても大丈夫です。
ジャンガリアン以下小さなハムスターは決まった場所をトイレにする傾向があるらしく、こちらがトイレとして設置した場所をトイレとして使用してくれるか分からないらしいです。
シマリスの場合はどうだろうか?
どちらかと言えば、後者のジャンガリアン以下のハムスターに良く似ていると思います。
基本的にシマリスはきれい好きなので、決まった場所をトイレにする習性があります。
しかしこちらが意図した場所をトイレにせず、ステージの上をトイレにしたり、砂場をトイレにしたりとちょっと困ったところもあるのです。
なので、トイレをしつけるというよりはむしろ、シマリスに合わせてトイレを設置してあげる必要があるということでしょうか。
つまり、ケージの隅をトイレにするなら、ケージの隅にトイレを設置するといった具合ですね。
こうすることで一応はトイレをしつける事ができると思います。
用意するケージ
ハムスターは飛び跳ねることをしないので、背の高いケージは必要ないです。
しかし良く歩き回るので、床面積の広いケージがお勧めです。
水槽でも十分に飼うことができるのがお手軽さでしょうか。
一方シマリスは上下運動を好むので、床面積よりも高さがあるケージを用意してあげるとよいです。
値段とか
ハムスターは現在最も普及していて人気のある動物。
種類によって違うが、大体1,000円前後の値段で売られています。
小さなハムスター程安く、ゴールデンハムスターはそれよりも割高になる傾向があります。
また珍しい毛色のハムスターだとさらに高くなるようですね。
シマリスは少し前までは3,000円前後で入手できましたが、 危険外来生物に指定されてしまってからは入荷数が激減し、値段も跳ね上がってしまいました。
現在は7,000円前後で入手できますが、すでに人馴れしている固体ほど高価な傾向にあります。
また、馴らしやすいベビーはさらに割高で1,0000円程にもなる。
今後はさらに高価になっていくものと思われます。
ちなみにシマリスにも毛色が違うものがいます。
色が白い、ホワイトシマリスやアルビノシマリスと呼ばれる種類ですね。
これらは非常に高価で、数万円で取り引きされています。
管理人には高価すぎて縁の無い話ではありますが。(笑)
ホワイトシマリス、アルビノシマリスに関してはまた別の機会にでも書いてみようかと思います。
繁殖
ハムスターは、ハツカネズミ同様に簡単に繁殖します
増やしすぎに注意と言われるほどですね。
オスとメスをペアで飼っていると容易に繁殖するので、初心者でも簡単に繁殖させることができます。
性成熟はわずか2ヶ月ほどで、性周期も数日なのが繁殖しやすい理由ですね。
一方シマリスは発情期が春のみで、発情期が一致しないと繁殖ができないといった違いがあります。
また性成熟まで丸1年以上かかる上、繁殖適齢期にあっても発情のタイミングが合わずに失敗する事も少なくないです。
また、相性の良し悪しも激しく、相性が合わないと繁殖はまず不可能です。
シマリスを飼っているなら、一度は挑戦したくなるのが繁殖でしょうね。
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