すっかりご無沙汰しておりました。
ほんとに久しぶりの更新になってしまい、申し訳ないか気持ちですが、ロコとモコはというと元気いっぱいですね。
今年も冬が本格的になってきましたけど、冬対策は万全でしょうか。
これまで、うちでは
過剰だろ…
というくらいの冬対策をしてきましたが、昨年からやり方を変えております。
今回はちょこっとその辺の事をお話しします。
今までは爬虫類用のヒーター、暖突シリーズをサーモスタットと併用して設置していました。
しかし、一昨年に暖突が破壊されてしまってからというもの、暖突は使っていません。
現在使っているヒーターは、ケージの下に差し込めるタイプのパネルヒーターです。
このおかげでケージは常に床暖房完備の状態になっています。
パネルヒーターなのでサーモスタットとは接続していませんから、温度制御は一切してません。
一般的にパネルヒーターといえば、自動的に25℃付近に温度制御してくれるものが多いですが、私が使っているものは温度設定機能もないもので、ケースバイケースという爬虫類ケージ専用のパネルヒーターです。
実際にこれでもかなり暖かくなりますし、リス達も暖かそうにしてますし、全く問題は無いように感じています。
ただ、空間そのものを温めるタイプのヒーターではないですし、パワーそのものは有名どころのひよこ電球や暖突シリーズには劣ります。
常に温度を25℃にキープしてくれるわけてはなく、冷え込む朝晩には15℃くらいに温度が下がってしまいます。
この辺りはパネルヒーターである以上は仕方ないところかもしれません。
しかし下がったとはいえその程度ですし、床はずっと暖かい状態になっているからあまり気にしなくても大丈夫です。
ここでパネルヒーターでも問題無い環境というものを自分なりに考えてみたところ、次の通りですね。
- 防寒に強い家である
- 朝晩の冷え込みが少ない場所である
- エアコンを使っている環境にある
- 熱が伝わりやすい仕組みであり、逃げにくいケージである
順番に解説していきます。
まず、防寒に強い家というのは、最近の家であれば大体がそうかもしれませんね。
昔ながらの日本家屋では結構冷え込みやすく、パネルヒーターではパワー不足でしょう。
冷え込みが強い場所、例えば玄関先や縁側、はたまた窓際などで飼育している場合にはちょっと注意が必要でしょう。
エアコンを使っている場合には常時温度キープできますのでパネルヒーターでも十分だったりします。
ただ、エアコンも付けたり切ったりを頻繁にする環境であれば注意が必要です。
あまり寒暖の差があり過ぎる場合はエアコンを使っていてもパネルヒーターでは心許ないかもしれません。
パネルヒーターを使っていても、熱が簡単に逃げやすいケージであれば、その効果はあまり期待できません。
シマリスケージで良くあるタイプの金網ケージなどは熱を逃がしやすいため、パネルヒーターではパワー不足でしょう。
一方で、熱を逃がしにくいアクリルケージやガラスケージなどを使用しているのであれば、使い方によってはパネルヒーターでも十分に効果を発揮してくれるでしょう。
アクリルケージやガラスケージであっても、強い冷え込みにはパネルヒーターでも太刀打ちできませんので、なんらかの熱を逃がさない工夫が必要になります。
代表的な対策としては、スタイロフォームや発泡スチロールなどの断熱材を利用した保温方法ですね。
材料は100円均一ショップでも簡単に手に入るもので作れますのでおススメです。
パネルヒーターのいいところはなんといっても、色んな種類のものが簡単に安価で導入できる点にあります。
使い方次第では十分な保温効果を発揮してくれるパネルヒーター。
うまく使って、上手に冬対策をしていきたいですね。